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バリ島に着いたツアーメンバーは、早速ホテルの集会所で
自己紹介を兼ねた歓談の場が設けられました。
可愛い子、いるいる！みんな私より若くって可愛い！
隣の席に座ったアゲハそっちのけで他の可愛い女の子を追いかけてる証拠が、
当時のビデオにしっかり写っています(笑)
自己紹介でのアゲハはいきなり｢私はいつもストーカーに追いかけられて
いてー｣で始まり、周囲を凍りつかせました。
アゲハは自称モテモテでストーカーが一杯いて苦労してきて、
その経験をエッセイに書いてバリ島に来たと言いたかったみたい。
この頃から既にアゲハのモテ妄想は健在で、捏造エッセイが得意
だったようですね。
捏造エッセイに関しては私も同じ手法を使ってバリ島に来たので、
アゲハを責める資格はないですけど(恥)
私が5年以上アゲハと付き合ってきて確信を持って言える事は、
｢アゲハはイイ男に全くモテない｣って事！
ストーカーをされまくって可哀想なモテモテの自分を妄想してるけど、
女性に決してモテるタイプじゃないオトコに粉をかけるんだけなんですよ。
過度に露出した服で体を摺り寄せて、オナニー愛好者みたいな
オトコ共に喜ばれてるだけ。安いホステスの常套手段ですね。
自分でバンバン気のあるメールをしといて、その気になった男から
誘われると｢あのオトコはストーカー｣を連発！
そんな病的な妄想狂になってしまったのも、家庭環境に原因があるみたい。
バリ島のホテルで一日目、朝まで夜通しアゲハとお喋りをして気がつきました。
出会ってからまだ一日目の私に、辛かった生い立ちの話を始めたんです。
今となればどこまで本当か妄想かは分からないけど、
なんでもアゲハには、娘に似た浮気者のパパがいたそうな(笑)
ママに内緒で外に家庭を作ってしまったパパだったみたい。
アゲハが小学生の時に浮気に気づいたママが発狂して、
泣き喚いたりアゲハのランドセルの上でゲロを吐いたりしたんだって。
精神を病んでツルッパゲになったママを抱えて、大変な思いをしたアゲハ。
この話がアゲハの妄想でも虚言でもなければ、可哀想なアゲハは
パパとママの悪い所ばかり遺伝した事になるね。
両親から愛されたくて仕方なかったアゲハは、いつの間にか
世界中の男性からモテモテで大切にされてる自分を妄想して
生きる支えにしていたんでしょうね。
友達の児童心理学博士が言ってたけど、虐待されたりで施設に入れられて
しまう子供達もいつも妄想してるんだって。
自分の本当の両親は遠い外国に住んでいるお金持ちで、
誘拐されてしまった自分を探し回っていていつか迎えに来てくれるんだって。
アゲハはそんな子供達に似ているよね。
アゲハの生い立ちを聞いてすっかり同情してしまった私は、
アゲハが可哀想で何とかしてあげたくなりました。
不妊で悩んでいて自分を世界一哀想だと思っていた私…
可哀想なアゲハと同調してしまったんでしょうね。 | 
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