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もう7年も前、今は休刊(実質上の廃刊)になってしまった女性誌で エッセイ募集を行っていました。面白いエッセイを書いた女性を18名、 バリ島に招待してくれるご褒美付きです♪
バリ島に同行される女性作家兼エッセイストのファンだった私は ご褒美に釣られて、即効エッセイを送りつけましたよ(笑) 大好きな作家さんや女性17名とのバリ島旅行…酒池肉林を妄想して、 絶対入賞する内容のエッセイを考えました。
そこで私が行った手法はアゲハと同じ「捏造」。 不妊に悩んで荒れた生活を送っていた時代。夜遅くまで酒びたりの毎日でした。 当然そこに人の心を打つ経験なんてなくて、誰でも感動する様な経験を作って エッセイにしちゃったんです。
企み通り晴れてバリ島旅行に参加出来る事になった私は、 ツアーメンバーが集合した成田空港の待合室で狂喜の声を上げました。 「女の子のレベルが高すぎる!!」 私を除く女性17名の内半分以上が、いわゆる「カワイ子ちゃん♪」だったんです!
私は小さい時から可愛い女の子が大好きでした。 初体験の相手もなんと女性!自分がレズではないかと思った事もあったけど、 やっぱり男の子の方が好きだった…。女の子には恋愛感情を持てないし、 エッチした経験は楽しいけど本能じゃなかったし。 でもいくつになっても結婚しても相変わらず、可愛い女の子が大好きでした☆
待合室で配られた参加者の顔写真付き紹介文を熟読しながら、どんな可愛い子と 同室になるんだろうと、期待に胸を膨らませていました☆ 招待者側の編集者より「紹介文で隣り合わせの人が相部屋になります」 との知らせを受け、慌てて紹介文をめくってみてがっかり!
私の隣のページには、陰気な女の子の暗い写真があったんです。 地味で陰険な顔…これがアゲハの写真への第一印象でした。 「女のぬいぐるみを被ってる男だって言われる私です☆」なんてアホ丸出しの 紹介文が書かれていて、早くもバリ島での酒池肉林の夢が敗れて泣きそうでした。
バリ島に向かう機内でも隣合わせになったアゲハは、「同室のアゲハです。 よろしく」と、先に暗く挨拶してくれました。 期待通りのカワイ子ちゃんじゃなかったから軽く無視していた私より、 アゲハの方が大人だね〜(笑)
いきなり「プロフィールを見たけど、あなた結婚してるの?わたし不倫してるの」 と喋りだすアゲハが面白くて、 内心馬鹿にしつつも楽しく過ごしてあっという間にバリ島に到着した記憶が あります。 |